私たちがめざすこと

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私たちが大事にしたいこと:ACCCC

プライマリ・ケア/家庭医療を表す五つの理念を英語の頭文字を取ってACCCCと表現します。

私たちもこの理念に沿った診療を日々意識していきます。

AとはAccess to care、すなわち「身近さ・利用しやすさ」です。
単に医院が物理的に近いだけではなくて、コミュニケーションを大事にして心理的にもみなさまが来院しやすい・話しやすい環境を作り、来院されるみなさま一人一人のことを深く知って『あなたのかかりつけの医師』となれればと思っています。

最初のCはContinuity、すなわち「ずっと診る(継続性)」です。
「ゆりかごから墓場まで」、小さなお子さんからご高齢の方まで、時には世代を超えた(親から子へ・・・)長いおつきあいのなかでより良いケアを提供できるようになれればと思います。『地域のかかりつけの医師』の第1歩として、地域の最小単位である家族を意識して診療することもここに含まれます。

次のCはComprehensiveness、すなわち「全ての健康問題、相談に乗ります(包括性)」です。
病気になった時だけではなくて、予防接種、各種健診、禁煙指導、家庭や職場でのお悩み相談など、疾患予防や健康増進にも関わります。

3番目のCはCoordination、すなわち「チームで関わります(協調性)」です。
健康問題の中には医療機関単独ではどうにもできないものが多々あります。例えば高齢者では、訪問看護師、理学療法士などのセラピスト、ヘルパー等の介護職、ケアマネージャーなど医療のみならず介護・福祉・行政の多職種の方々が関わることがしばしばです。
この際にみんなが連携して効率良いケアが提供できるよう調整をできる立場にいるのが私たちかかりつけの医師です。病状に応じて速やかに専門医への連携・紹介を行うこともこの「協調性」に含まれます。上記画像のようなUSBハブのイメージになるでしょうか。

最後のCは、Context、すなわち「一人一人の立場を尊重します(文脈性)」です。
『文脈』は聞きなれない言葉ですが、患者さん一人一人に固有の環境・立場・考え方などのことです。例えばある病気の治療法を医療者が一方的に決めるのではなく、患者さんの好みや経済状況などを加味して一緒に考え相談しながら決めて行きます。

このACCCCの実践を通して、みなさま一人一人のことを、そして地域のことをより深く知って『あなたのかかりつけの医師』『地域のかかりつけの医師』となれるようがんばります。

風邪、腰痛、肩こり、不眠・・・『なるべく広くなるべく深く』よくある健康問題に何でも対応します。

「何でも対応」といっても、すべての領域で専門家並みの診断・治療ができるという意味ではありません。

専門家でなければ治療できない健康問題はありますが、さほど頻繁にあるわけではないので、私たちかかりつけの医師が専門医や保健福祉へのふるい分け・窓口となって効率の良い医療を提供します、という意味合いです。

1カ月間に日本の一般住民が医療を求める行動パターンを調べた研究があります(JMAJ 48(4): 163,2005)。下の図をごらんください。2回以上受診している人がいますので、合計は1000を超えます。

1000人あたり862人が何らかの症状を自覚し、そのうち病院を訪れたのは307人で、受診先は開業医232人、一般病院88人、大学病院は6人でした。
このうち入院したのは7人で、大学病院に入院したのは1人未満(0.3人)でした。

つまり、実際に症状があっても半分以上=(862-307)/862は自然に治ってしまうし、症状の3分の2以上=[307-(88+6)]/307は開業医で治療をしているわけです。
例えば、ちょっとした風邪なら自宅で静養したり、薬局で薬を買って様子を見ていれば治ってしまう事が多く、
それでスッキリしない時は、いきなり大学病院や総合病院に受診しなくても、まず地元のかかりつけの医師にかかって診断治療を受ければ大部分がそれで
かかりつけの医師の診察でこれはおかしいと思ったら専門医に紹介してもらうのが効率が良いということですね。

一方で、一般病院や大学病院に受診した約100人の患者さんの中には、開業医では治療ができず、紹介受診となった方や開業医での診療で改善を得られずに自ら転院した方がおられるはずです。
われわれプライマリ・ケア認定医は、診療レベルを高くして、本来高次病院に受診する必要がない患者さんの受診を極力減らし、患者さんと病院双方の負担を減らすよう努め、地域医療に貢献するよう努力したいと考えています。

私たちは、プライマリ・ケアで治療ができる問題を極力治療して、かつ専門医への紹介が必要なタイミングは逃さないよう、このような意味で「何でも対応」できるよう日々研さんを積んで参ります。

『守備範囲はなるべく広く、すべての領域でレベルを保ちつつなるべく深く』を大きな目標に頑張ります。

院長の医療領域:内科がバックグラウンドです。

院長は、金沢大学第1内科で内科全般を研さんしつつ循環器内科を担当としていました。
日本内科学会認定総合内科専門医および米国内科学会フェロー(FACP)を取得・維持しています。

当院では得意な医療として、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈、閉塞(へいそく)性動脈硬化症といった心血管病の初期評価と慢性期管理を行います。

また、総合内科専門医として、気管支ぜんそく、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、糖尿病、高脂血症、高血圧、慢性肝炎・肝硬変、慢性腎臓病、リウマチ疾患などのよくある疾患について専門医との連携を見据えつつ診療していきます。

よろず屋医師として、こんなことも診ます

院長は、プライマリ・ケア医師として施設での研修を積み、日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定医資格を取得しています。

特に、整形外科的問題(肩・腰・膝の痛みなど)、メンタルな問題(うつ病・不安障害など)、小児のよくある問題(風邪・発熱・発疹など)、よくある皮膚の問題(湿疹、アトピー性皮膚炎など)への対応について体系的に学びました。

その他、高齢者のよくある問題(認知症、尿失禁、転倒、多剤服用による問題など)、漢方医療、障がい者医療なども経験があります。

予防接種、各種健診、禁煙治療などの予防医学にも取り組んでいます。
訪問診療も行っております。

何でも1人でできるスーパードクターではありませんが、多くの職種の人たちと連携して『なるべく広く、なるべく深く』がんばります。
まずはご希望・お悩みをお聞かせください。

理事長の医療領域:婦人科の医師として活躍しております

昭和50年の開院以来、婦人科の医師として診療を続けております。

分娩(ぶんべん)は行わなくなりましたが、出産前健診を行っております。

婦人科については、子宮ガン検診、経膣(ちつ)超音波検査、ホルモン療法、ピル処方など一般的な診療をカバーしております。

なお、真院長が理事長ともに婦人科診療に入ることがあります。院長の診察を希望されない方は遠慮なくお申し出ください。